コンタクトレンズのススメ

2017年04月01日

ケアが自己流ではトラブルになる可能性が高い

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使っている人が多いコンタクトレンズですが種類がいろいろあります。ハードタイプやソフトタイプ、使い捨て、遠近両用タイプ、老眼用などがあります。視力が悪い人が使うだけでなく現在はファッションでカラコンを身につけている人がいますが、本来は医療機器で正しい使用方法やケアが大切で、自己流で使っていたりケアを行い、目のトラブルを発生させている人も増加しています。

コンタクトレンズをつけていると目が乾いてしまってドライアイになっている勘違いしていますが、エアコンや冷暖房が効いている部屋はレンズの表面が乾燥してしまっていることが原因でまばたきの回数を増やすことによってドライアイを予防することができます。

症状が戻らない場合には防腐剤が入っていない専用の目薬を利用します。コンタクトを使った目の病気の種類には角膜の表面に小さなキズが入る点状表層角膜症、角膜浸潤、深くまで傷が達してしまう角膜潰瘍、上のまぶたの裏側に発疹ができてしまう巨大乳頭結膜炎、細菌やカビの感染で目の痛みや充血などを起こしてしまう角膜感染症などがあります。ハードレンズの場合には目にトラブルがあると目の痛みがありますが、ソフトレンズは角膜と密着しているためまぶたの刺激を和らげて痛みを抑える効果があって病気に気付きにくいため、目に痛みがなくても違和感がある場合には眼科で診てもらいます。

コンタクトは毎日の擦り洗いが必要ですが、毎日擦り洗いしている人が少なく、毎日消毒する人も少ないため適切なケアをせずに目のトラブルに繋がっています。適切なケアができない場合には使い捨てタイプを利用することがおすすめです。間違った使い方として、汚れや化粧品がついた手でレンズに触っている場合や、レンズのケースが汚れている場合、擦り洗いをしていない場合、交換期限が過ぎているのにレンズを使っている場合、レンズをつけたまま寝てしまっている場合などがあります。

他にもレンズをつけると乾燥感がある場合には意識的にまばたきを行って回数を増やしたり、専用の目薬を使ったり、レンズを洗浄したり対処方法を行っても乾燥する場合には眼科医に相談してみます。目薬は目やレンズへの影響などもあるため使う前に眼科医に相談してから利用します。レンズをはめたときにしみる原因はすすぎが不十分ということが多く、よくすすいでもしみる場合には洗浄を再度行い、すすいでからはめなおしてみます。

それでもしみる場合には眼科医への相談をします。レンズが白く濁った場合にはタンパク質などの汚れが付いていたり、レンズ表面に細かな傷などがついてしまっている可能性があるため眼科医に相談をします。毎日コンタクトを使っていると脂質やカルシウム、タンパク質などさまざまな汚れが付着し、水分を含むソフトタイプの場合には雑菌も付いてきます。

汚れを落とすための線状や雑菌対策消毒はケアの基本となります。ソフトレンズの場合には雑菌や微生物が繁殖しやすく、毎日欠かさず消毒を行います。消毒を怠る細菌や微生物によって眼の病気の原因となります。